NYにいってみた 3

NYに行ってみて、驚いたこととして、ドアを開けるときに、後ろに誰かがいる場合にドアを相手のために開けといてあげるということがある。開けといてもらった側は「Thank you!」と言って2人ともいい気持ちになれる。日本だったら、「ありがとう」とは言わないときが多いように思う。このちょっとしたことだけど相手を気遣う文化にNYの人々っていいなーと思った。あとNYの人は自由だなって思った。これはセントラルパークやブライアントパークなどの大きな公園で会社の昼休みなどに行き、芝生で寝転がったり、ベンチで気持ちよさそうにランチをしたりしている光景をみていい文化だなと思った。ここには楽器で演奏する人とかもいて、心地よいバックミュージックが流れていて、天国かと思った。笑 あとNYの人ってなんか心に余裕があるっていうか、落ち着いていると思った。日本人ってなんかいつもせかせかしてる気がする。外見がいいせいなのかもしれないけど、自分も見習いたいなって思った。たぶん15歳くらいのかなり綺麗な女の子だけどもうなんか大人の色気というか、日本の大人でもではないくらいの余裕さがあって、すごいなって感心したのを覚えている。あとはかなりフレンドリーだなって思った。これは人と人が繋がりあうってことが人間にとっての一番の幸せって多くの人が気づいているのからなのかも知れない。

9月11日の日にグラウンドゼロに行ってきた。この日はテロが起こった日なので、池がある場所には行けなかったが、トリビュートセンターには行けたので入った。ここには事故で亡くなった人たちの写真が貼ってあり、こんなにも多くの人間が亡くなっていたことに驚いた。あのテロが起こったときはまだ小学生であり、この時は遠い国のアメリカでテロが起こったのかぐらいにしか思っていなかった。しかし、実際にこのセンターに行き、テロの写真や亡くなった人の写真、遺品などを見るとなんて悲惨な出来事だったのかと悲しい気持ちになった。亡くなった人の写真が多く貼ってある場所に、ティッシュが置いてあり、ここで泣いてしまう人が多くいるからだと思うけれど、テロはもう止めてほしいと心から思った。この日にこの場所に来れたことはいい経験になった。

4に続く。