NYにいってみた 1

9月1日~15日までNYに旅行に行ってきた。NYの一人旅ということで行く直前まで不安があった。NYというと銃社会であり、治安が悪いというイメージが自分の中にあったので緊張していた。殺されないかなとか思ったりしていて、財布を2つにしたり、もし強盗に襲われたらどういう対応をするのかなどのイメトレを行ったりしていた。このことは結局、2週間滞在してみて全く違うという結論なんだけど。笑

成田空港からデルタ航空のジャンボで約13時間のフライトを終え、クイーンズにあるJFK空港に辿りついた。周りを見回すと白人、黒人がほとんどであり、黄色人種は自分一人ではないかと思うくらいであった。こんなアウェーの土地で2週間も暮らせるのかとかなり不安になりつつも、まずは自分のホテルに着かなければならない。空港からホテルに向かう方法を何も考えていなかったので、とりあえず地球の歩き方を見てみる。するとスーパーシャトルに乗れば自分のホテルまで送ってくれるということが書いてあった。とりあえず、黒人の受付に拙い英語で聞いてみる。マンハッタンのホテルであればあるということであった。自分のホテルは安いクイーンズにあるYMCAホテルであった為に送ってもらえないということ。ここで地下鉄に乗るか、タクシーに乗るか迷ったが、初めてのNYであり、治安悪そうだしということでタクシーに乗ろうということになった。列に並び、タクシーにのりホテルの場所を伝えると、ユダヤ人らしき運転手が「shit!」と言い出した。「え、なんか怒ってる。こわい。」と思いつつもタクシーに乗り、空港からホテルに向かう。窓全開でかなりのスピードで爆走し、これがアメリカなのね。と少しカルチャーショックを受けつつも、20分ぐらいで着く。ここはアメリカ、チップ社会ということで料金の15%~20%を適当に計算し、払ってみた。ちょっとこのことに感動しつつも、ホテルにチェックインする。自分の泊まっていたYMCAホテルというのはスポーツセンターに泊まるところが付いたようなホテルであり、シェアバスであった。部屋は小さく、部屋にトイレもなかったので少しがっかりしたが、まあ安いので我慢しようと思った。

滞在していたホテルの場所はクイーンズのフラッシングという地区にあり、チャイナ、コリアタウンであった。ホテルの周りに出てみると、閑静な場所にマンションがかなりの数があり、車種はBMW、アウディ、ベンツ、ポルシェなどの高級外車ばかりが目につきイメージしていたNYと違うと思いつつも、中国人はどこにでもいて、ちゃんと稼いでいるんだねと感心した。街に出てみると目につく看板は中国語で書いてあり、ここはNYなのかと不思議な気持ちになった。イメージとしては、香港みたいな感じ。

到着して、とりあえずマンハッタンに出ようと思い、地下鉄でメトロカードを買う。NYに旅行するならメトロカードのアンリミテッドは必需品。(30ドル)地下鉄に乗り込むと、ホームが暗く、少し怖い感じがした。電車の中も日本の様に広告がなく、殺風景な感じがした。自分が頻繁に利用していた地下鉄は7番線であり、インターナショナルトレインと呼ばれている。そう呼ばれているだけあり、乗り込んでくるのはインド系、ラテン系、アジア系、白人、黒人など人種のるつぼであった。最後の方はこのことに慣れたが、最初の方はかなり怖かった。特に黒人は威圧感が半端ない。笑

2に続く。