深く考えるために

物事をきちんと、深く、考えられる人になるためには二つの事に注意して思考することが大切である。その二つとは網羅性と深く掘り下げるということである。自分はよく考えるほうであった人間なのでこの二つが出来ていない人と出会うと違和感を感じる。大体、世の中にある問題で解が一つのものや、ジャストでこれな正解があるものとかの方が少ないわけで、そのようなものは学生時代までで終わるものだと思っている。だからこそ網羅性を担保する必要性が大きく出でくる。問題に対して何個もの解を網羅し、そこの中で最善と思われる事を解決法とする。このような癖をつけていくべきだと思う。一番最初に思いついた答だけでなく他に解決法はないか、よく考えるべきである。人間というものは一番最初に思いついた回答を選びたい傾向があるので注意すべきである。また、網羅性というのは横に広げていくことだと思っていて、深く掘り下げることで縦にも広げていくべきである。横に広げていくことばかりで浅はかな解決法ばかりが出てきたのでは良い回答は出てこなくて、縦に深く掘り下げていくことで回答の面積が大きくなるのが分かると思う。そうすることでその問題に対して面積が大きくなればなるほど強い、効果的な回答が出てくるのではないかと思う。というわけでこうする癖をつけましょう。

あと、学生がプレゼンをするときに、スラスラうまく言えてしまう人が多いと聞いた。そのことは一見して良いこと、頭のいい人だと思うかもしれないが、問題の解決法は何通りもあり、その問題に対してじっくり考えて、上に書いたことをしっかりとしていないからスラスラ出来るという指摘を読んだ。自分もこのような傾向があるなと思ったのでこれからは網羅性の担保、深く掘り下げることを意識して、そのような癖がつくように生活をしていきたいと思った。