過ぎたるは猶及ばざるがごとし

過ぎたるは猶及ばざるがごとしって諺は本当にそうだなって最近感じる。何事も程ほどが肝心で、やり過ぎることはやり足りないことと同じように良いこととは言えない。良いと言われることでも、やり過ぎは害になるということ

という意味であって自分の性格上やりすぎてしまう傾向があると感じているのでそのことを頭に常に入れて行動するように最近は心がけている。例えば、自分は大金持ちになりたいなと思っていた時があって、そのためには何事も辞さない覚悟で臨んでいたが、じゃあ、大金持ちになって何が得られるのかなと考えたときにお金しか手に入らなかったらそれは幸せと言えるのかと考えるとそうではない気がしてきている。ビルゲイツが大金持ちで有名だが、あのぐらいのお金は不必要だなと感じる。それよりも人間的に面白くて、深みのある人間の方がいいのではないかと思う。また、自分は本を読むことが大好きであり、中毒といってもいいほどである。しかし、最近思うことは本を読みすぎて堅い人間にはなりたくないなと、とても感じる。大学教授は堅い人が多いとの自分な勝手なイメージであるが、このことは過ぎたるは猶及ばざるがごとしではないではないのか。自分の好きな分野を勉強しすぎて堅い人間になってしまったのではないか。自分はこのようにはなりたくない。人間の幸せは何かをじっくり考えて何をしていきたいかを考えて生きたい。また今、ラジオを聞いていて思ったのがやっぱり人間的に面白いほうがいいのかなってことで、ラジオを聞く前に本を熟読していた自分はつまらない人間だなと感じた。このようなことを感じたのでやっぱりバランスが大事だなってことで堅すぎても、物を全く知らなさすぎるでもなくダメたなと感じた。今年一年の自分の諺として「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」を常に頭に入れて考えて生活をしていきたい。