本を読んで思ったこと

今日、本を読んでいてハッと思ったことがあったので書きたいと思う。そのことは「努力ではなく成果が大事」ということで、なるほどと思った。(昨日のブログの努力は全く努力をしない人という意味。)思ったのは努力は手段であって、成果が目的であって、手段と目的を間違えてはいけないということだ。例えば、8時間勉強したということは努力であり、テストで100点取るということが成果である。よくこのことを混同している人を見かける。「昨日8時間勉強したんだ。俺ってすごくね。」このように言っている人は時間よりも内容が重要であって、努力と成果を混同している。結局8時間勉強しても80点であり、4時間しか勉強していないのに100点取る人では後者の方が成果という面では大きいし評価される。また、会社の年功序列制度も疑問を感じる。これもまた、努力が報われるという面ではよいかもしれないが、成果を評価しない会社はそのうちに経営が悪化していくのではないか。このように日本社会は努力を重んじる風習が強く、このままでは中国にさらに差をつけられ、他の第三国にも抜かれてしまうのではないかと危機感を感じる。外資系の会社などはup or out という成果主義があって日系企業もこのような成果主義をとるべきで、そうしないと国際競争に置いていかれると感じる。努力は過程であって、人にその部分を評価される日本社会は違うのではないか、もっと成果に重きを置かなければいけないのではないか。だから、25歳でマネージャーになって、自分よりも年上の部下を持つマネージャーが現れてもよいと思う。とにかく成果を上げる者は年齢に関係なく評価され、昇進していくべきだ。とりあえず努力よりも成果だと感じる。